忍野釣行で知り合いになった方から「笛吹川も良いのが出ますよ」との情報をいただいたので、4月20日に笛吹川を探ってきました。朝一で笛吹川の本流、笛吹の湯周辺や天科発電所周辺に入ったのですが、魚の気配が感じられず、また虫も飛んでいない状況だったので、急遽、支流の徳和川に行き先を変更しました。
笛吹川全域、峡東漁協の管轄になります。
遊漁料 日釣り 800円 (現場売り1200円)
年券 4000円
国道140号線から県道209号線に入り、徳和の集落を抜けた突き当りに「乾徳山」登山客用の駐車場があるので、そこに車を停めることができます。
徳和川での初釣果はアマゴ、ドライフライに出ました
駐車場の少し上流に堰堤があるので、林道を歩いて高巻きして川に入りました。堰堤上流の流れはこんな感じです(↓)。
この辺りは落差も少なくて、遡行しやすいですね。また、バックスペースも取れるのでフライフィッシング向きの流れです。
まずは、ブラウン系のパラシュートを結んで、釣り上がることにします。
小さな落ち込みや流れ出しにフライを入れていきますが、反応は無し。大きめのカゲロウがたくさん飛んでいたのでエサは豊富にあると思うんですが・・・・
しばらく釣り上がっていくと、よさそうなポイントがありました。
右側の流れ出しの白泡が消えたあたりから順に、フライを入れていきます。そして、左側に落ち込みの少し下流、流れが少し緩やかになったあたりでフライに反応が!合わせを入れると魚の感触、慎重にやり取りして寄せました。釣れたのは、20cm弱のアマゴ。何はともあれ、一匹釣れたらホッとします。写真を撮ってリリース。
この辺りは林道から川までが離れていることを考えると、放流魚ではなく天然魚かもしれません。峡東漁協はそれほど放流量が多くないようですし。
堰堤を越えたポイントでもう一匹、アマゴを追加
これは期待できそうだと思って更に釣り上がります。そうすると、堰堤が出現。スリット付きの堰堤なので、スリットを抜けていきます。スリットで流れが集まっているので流速が速くなっています。通過する時には注意してください。
堰堤の上流側の川の様子です。程よい落差の落ち込みと瀬が続いていました。バックスペースもあって釣り上がりに丁度よい流れです。
順調に釣り上がって、ドライフライに出てきてくれたのはアマゴ。これも20cm弱でしたが、よく引いて楽しませてくれました。やはり、天然ものでしょうか。
二つめの堰堤を越えて更に上流へ・・・・
更に遡行すると、二つめのスリット付き堰堤が現れます。ここもスリットを通過。この堰堤を越えると少し、渓相が険しくなってきます。
ここでフライをアダムス風パラシュートにチェンジ。
フライをポイントに入れながら釣り上がりますが、反応がありません(泣)。相変わらず、虫の飛翔はあるので魚がいれば反応すると思うのですが。
上流にいくともう一基、堰堤が出現。この堰堤はスリットがないので、一旦、林道に出て高巻きします。徳和川は(ほぼ)川に沿って林道や登山道が通っているので、入退渓もしやすいと思います。
上の写真の堰堤を越えた流れはこんな感じです(↓)。堰堤の直上は割と穏やかな渓相ですが、もう少し上流にいくと大岩が出てきて険しくなります。
この後、エルクヘアカディス、フローティングニンフなどにフライをチェンジしてみますが反応がなく、時間がきたので納竿としました。
ネットの情報を見ると、「徳和と言えばイワナ」と書かれていたのですが、イワナに出会うことはできませんでした。次の釣行時の楽しみに取っておきます。
今日の釣果
アマゴ 2匹
バラシ 2 (釣果ではありませんネ)