開成フォレストスプリングス-その2- 釣れないフライ釣行記 2020年12月4日


各地の渓流はとっくに禁漁期間に入ったので、昨年に引き続いて神奈川県の開成町にある、

  開成フォレストスプリングス

行ってみました。

渓流の解禁中はなかなか管理釣り場に足が向かないので、開成FSに行くもの渓流オフシーズンだけですね。

昨年は10月の釣行だったので、それよりも1.5ケ月ほど遅い時期となりました。ただ、今年はここまで強い冷え込みもないので、「魚の活性は落ちていない」と開成FSのサイトに書かれていました。

昨年の釣行の際には、開成FSが売却されて経営母体が変わって「釣れなくなった」との口コミもあったんですが、そこそこの釣果が得られたので、今回も期待です。

今回も会社の後輩A君との釣行です。A君の自宅の方が開成FSに近いということもあり、現地集合としたのですが、私の到着よりも1時間くらい前から釣り開始したらしく、早速、LINEでランディング中の写真を送ってきました。

今日は思ったほどの冷え込みもなく、コンディションも上々の様ですね。楽しみです。

ファーストポンドで釣り開始、幸先よくレインボーをキャッチ

今日は夕方まで釣りができるので、一日券を購入。5000円也です。去年のパスとちょっとカラーとデザインが変わりました。


A君を探すと、ファーストポンドの排水口付近でロッドを振っていました。釣果を聞いてみたら、

 1キャッチ、2バラシ
とのこと。1時間でこのペースなら、まあまあですね。

今日は平日なのですが、結構な釣り人が来ています。ルアーが8割、フライが2割といったところでしょうか。

ファーストポンドの左手の向こう岸に入って、釣り開始です。ライズをしている訳ではありませんが、ポツポツと魚が水面に出てきてはいます。より大きな魚に追いかけられたのか、何かに驚いたのか。

まあ、活性が低くて動いていないわけではないのと、水面に意識があるようなので、まずはお約束のドライフライを結びました。アイスダブのピーコックブラックをボディに巻いたパラシュートパターンです。


フライをキャストした後、ちょっと引っ張ってからポーズ、引っ張ってポーズというアクションを加えました。
7~8投したらフライが吸い込まれて無事、フッキング成功。30cmくらいのレインボーですが、無事にネットイン。

今年の魚は去年よりも引きが強いような気がします。

ポイント選びのポイント

ロッドを振っていると開成FSのスタッフの方が巡回に来られたので、少し話しができ、ポイントについて聞いてみました。

ファーストポンドの左手奥のワンド(東屋の前のワンド)は、水温が上がると魚の食いが落ちるとのことで、人気がないポイントだそうです。午前中の早い時間帯や夕方が良さそう。

ところどころに浮かんでいる水の撹拌機の周りもイマイチとのこと。気温が高いと水中に暖かい空気が入るので水温が上がり、魚の活性が下がってしまうらしい。

ファーストポンドの中央に置かれている石の周りには魚が付いているそうで、良いポイントとのこと。

ファーストポンドはレインボーがメインで大型魚が入っているとのこと。サードポンドはレインボーに加えて、ブラウンやブルック、イワナ、ヤマメなどいろいろな魚種が狙えます。

サードポンドでもレインボーをキャッチ が、後が続かず

サードポンドでは魚が水面付近を泳ぐのは確認できましたが、水面から顔を出してのライズがなかったので、引っ張り系フライを試すことにしました。
サードポンドですが、周囲に木が植えられているためにバックキャストができない場所が多くあります。
何人かの方は、ダブルハンドロッドでスぺイキャストをされていました。自分はシングル派(ダブルハンドを持っていないし、たぶん使いこなせない)なので、ポイント選びには制約がありますね。


テールにマラブー、ボディにスピードファイバー(だったかな?)を巻いたフライで狙ってみます。下手くそなのでロングキャストが
出来ませんのでリトリーブする距離が短く、ちょっと不利ですね。


ですが、頑張ってキャストして引っぱっていると、ロッドにググっと重みが。

久しぶりにマラブーフライでヒット。上がってきたのは30cmくらいのレインボーでした。

ファーストポンドの魚よりも体側のレッドバンドが鮮やかな魚体です。この魚も引きが強くて元気でした。

続いて、フライをチェンジ。ボディをマシュマロにして、CDCをヘッド部分にハックリング、おまけでビーズを付けたフライです。
パターン名はありません。マシュマロボディの浮力が保たれているうちはドライフライとして、水分を吸って浮力が落ちてきたら水中に沈めて引っ張り系として使おうと思っています。


水面付近をウロウロしている群れがいたのでキャストしてみたら、2~3匹が奪い合うようにフライに飛びついてきました。

おぉー、効き目バツグン!!

フッキングしてネットに入れたまでは良かったのですが、ネットの中で暴れられて逃げ出されてしまいました。ということで、残念ながら写真なし。これまた30cmくらいのレインボーでしたが元気な魚でした。

この後もサードポンドで粘ってみたのですが、ぱったりと魚の反応が無くなってしまいました。

時間なのか、タイミングが悪いのか?それとも下手なだけなのか?

ファーストポンドでイワナをキャッチ

もう一度、ファーストポンドに戻って再挑戦です。

他のアングラーを観察してみると、フライの方は皆さん、ニンフか引っ張り系を使っている様子。その中でも、2名の方はコンスタントにロッドを曲げていらっしゃいます。

一人の方はポンドの中央付近までロングキャストして引っ張りの釣り、もう一人の方はショートレンジを
ニンフでこまめに探っていく釣り方です。

自分もA君も釣果はイマイチですので、よく釣っている方の釣り方を参考にしなくては。

ロングキャストができるポイントに入れなかったので、右手奥のワンドで釣りました。

使ったフライは、先ほどのニンフ名人をお手本にしてクロスオーストリッチで(ニンフを使わないのがせめてものプライドです)。

キャストしてはスローリトリーブ&ストップという動かし方を試してみました。時々、ロッドに重みを感じたり、ラインに魚がくわえたと思しき反応があるのですが、フッキングにまでは至りません。

めげずにキャストを繰り返していたら、やっとのことでフックオン。上がってきたのは何とイワナでした。25cmあるかないかの小型でしたが、ファーストポンドでイワナっていうのはなかなか無いことかも・・・・
A君が家族へのお土産にしたいというので、キープさせていただきました。

このイワナくんの後も、ニンフやBHエボレス、ひいてはエルクヘアカディスまで試してみましたがほとんど反応なし。

16時30分くらいまで粘ってみたのですが、魚を追加することができず納竿としました。

見出し3:昼食はお決まりのカップラーメンで
A君との釣行での昼食は、カップラーメンと決まっています(絶対ではありませんが、9割以上!)。
今日は駐車場の空きがあったので、スペースをお借りして昼食を摂らせていただきました。
お決まりのカップラーメンとパン、おにぎりが本日のメニュー。体には悪いはずですが、釣り場で食べると格別なので、釣りの時くらいは食べさせてもらいます。

食後にコーヒーをドリップして、椅子に座って今日の釣りについてウダウダと話しをして休憩終了。

今日のまとめ

久しぶりの開成フォレストスプリングス、12月という時期も影響したのか厳しい釣果となりました。ただ、他の方はコンスタントに
釣っていたことを考えると、単に下手だったと言えるかもしれません(泣)。

ではありますが、渓流がオフシーズンのこの時期、十分に大きく楽しめた一日でした。

今日の釣行のまとめをすると、

1) 釣れないいう噂や口コミもあるが、腕次第では十分な釣果が見込めます
2) ファーストポンドのポイント選びのポイントが分かりました
3) マシュマロボディのパターンは有効かもしれません(A君も好反応だったとのこと)

でした。

このブログを読んで下さった皆さまの参考になれば幸いです。

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