フライフィッシングの聖地? 忍野の実際はこんな感じ

皆さんの忍野のイメージは

フライフィッシングやルアーフィッシングで有名な忍野。雑誌などのメディアで紹介されたり、最近ではYouTubeで釣りをしている様子が配信されたりしています。

皆さんが持つ忍野のイメージはどんなものでしょう?

 富士山の北麓をゆったりと流れる湧水の川

 フライフィッシングの聖地と言われている川

 梅花藻(バイカモ)の群生する流れでライズするトラウトが釣れる

 人気河川で休日ともなると超激戦区になる

といったところだと思います。

イメージとしてはこんな感じかと↓

忍野での釣りのYouTubeを見ていると、

「きれいな川ですね~」「水がきれいで羨ましい」「一度は行ってみたい」

というコメントを見ることもあります。

遠方で忍野に来られる機会のない方などは、雑誌やメディアで見たイメージでこういったコメントを投稿されているようです。

実際の忍野はこんな感じです

まだ訪れたことが無い方のイメージを壊すようで申し訳ないとは思いますが、実際の忍野の状況を書かせていただこうと思います。

ゴミがたくさん
 私もそうでしたが、驚くほどのゴミが川岸や川底に散乱しています。
 空き缶やペットボトル、発泡スチロールから古タイヤまで。これでもか、という程の量です。 

  

  

 ちょっと見にくいですが、赤丸で囲んだ部分が川底の空き缶や空き瓶です。


水質はイマイチ、というか悪いほうかも
 忍野といえば湧水の川。
 富士山のふもとから湧き出る水を集めた流れなので水がきれい、
 というのが印象かと思います。

 ですが、実際はそんなことはありません。そもそも、桂川の源頭(水源)は山中湖です。
 湖から流れ出した川には湧水だけでなく、周辺の田畑や雨水も流れ込んできますので、
 決してきれいな流れではないことは想像できるかと。
 よっぽど、笛吹川や釜無川の上流部の方が水はきれいです。

川底は泥ねい、梅花藻(バイカモ)も少ない
 川底はといえば泥が堆積している箇所が多くあります。
 周辺田畑や道路から土が流れ込んでくるのが原因だと思います。

 湧水河川の代名詞ともいえる梅花藻(バイカモ)も、ところどころでは見かけますが、
 少ないですね。

今後の改善に期待したいのです

以上が私が感じる忍野の実態です。

フライフィッシングの聖地などと言われていますが、イメージ先行という感がぬぐえません。以前はこのようなゴミも無く、水質も良かったのかもしれませんが、現状はひどいという表現がピッタリのあり様です。

休日になると多くの釣り人が訪れる有名スポットで、富士山麓の貴重な観光資源です。

忍草漁協や忍野村、地元企業(お金持ち企業のファナック本社がありますし)が協力して、貴重な自然を保護する活動をしていただけることを期待しています。

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