小武川(こむかわ) ~小さな堰堤で区切られた川、中流域と最上流域がおすすめ~

小武川(こむかわ)の紹介

小武川は山梨県の西部、北杜市武川町を流れる釜無川の支流です。
大武川と同様に多くの堰堤が連続して設置されています。そのため、下流域と上流域はあまりおすすめしません。

下中流域と最上流域では魚もそこそこにいますが、4月~6月の梅雨入り前くらいまでが良い釣りができる期間です。
それ以降になると、前年に釣魚放流されたヤマメ、イワナや成魚放流された魚もほぼ釣りきられた状態になって魚影が薄くなり、小型しか残っていないようです


○小武川の管轄は峡北漁協(0551-27-2580)となります
 遊漁期間:3月1日~9月30日
 遊漁券 :1日券 1000円(現場売り 2000円) 年券 5000円


1日券は韮崎市内、武川町内のコンビニで購入できますので、早朝からの釣行時には便利です。

小武川に沿って林道小武川線が通っていて、ところどころに駐車可能な場所がありますので、そこを入退渓ポイントにすればよいかと思います。


下流域
釜無川との合流部から林道を上流に向かうと大きな堰堤が現われます(釜無川合流部と御座石林道との分岐点との中間あたり)。
ここまでの区間はだだっ広い石の河原の中を水が流れている状態で、生命感が乏しい流れで、魚を見たことがありません。

中流域
大きな堰堤から青木鉱泉の少しまでの中流域は河畔林もあって堰堤も少ない区間になり、フライフィッシングに向いた流れです。
ところどころには水深のある流れもあるので、ルアーで探っても良いようです。

近年の大雨や台風による増水の影響で、倒木が多くあります。水中に沈んでいる倒木周りも良いポイントになっているようです。


下の2枚の写真は小武川橋の上流側のポイントです。このあたりも落ち込みと瀬が連続するポイントです。落ち込みや流れの肩を丹念に探ると良い反応が得られると思います。

上流域
青木鉱泉の少し下流から林道小武川線の終点付近までを上流域としています。
この区間は連続して堰堤が設置されていて魚の往来ができないためか、魚影が薄いように感じます。

下の写真は青木鉱泉付近の流れです。水の透明度は高く澄んだ流れですが、両岸が石ばかりで生命感が乏しいように感じられます。


堰堤下も良いポイントですが、早い時期に釣りきられてしまうようで、GW~6月上旬くらいまでが良いようです。

最上流域
林道小武川線の終点にある車止めから入る区間になります。
ただ、2021年7月時点で工事が入っていて通行止めになっていますので、ポイント写真がありません。
(工事が終了しましたら写真を掲載する予定です)

ネット情報等によると、堰堤もない自然渓流で良い渓相とのことです。

釣りのポイントとしては大武川や尾白川が有名ですので、この小武川に訪れる釣り人は比較的少ないようです。

キャッチ&リリースを推進していただき、末永く魚と遊ぶことができるようにしたいものです。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
スポンサーリンク