笹子川(ささごがわ) ~桂川の支流、国道20号線からのアクセスの良い里川~

笹子川(ささごがわ)の紹介

大月市内で桂川に合流する支流です。国道20号線に沿って流れているのでアクセスしやすく、滝や険しい落差も無いので釣りやすい里川です。

なお、国道沿いには駐車スペースがありませんので、車を停める場合には旧笹子川橋の脇(笹一酒造の近く)か笹子河川親水公園駐車場がよいでしょう。

フライフィッシングに適しているのは桂川本流との合流点から上流部までとなります。川幅も広くないので、7フィート前後のライトタックルで十分だと思います。

解禁当初はニンフがメインになります。ライズを捜しながらの釣りは4月以降がいいと思います。
GW~6月初旬が一番楽しい時期です。水生昆虫が盛んに飛び回り、小さいポイントからも明確な反応が得られると思います。

笹子川の中流~上流域はエサ釣りの人が少なく、静かにフライフィッシングが楽しめる区間です。梅雨前後からは川岸の伸びてきたアシをかわしながらの釣りとなりますが、アシ際には魚がついていることもあります。

それほど大きいサイズは期待薄ですが、きれいな魚体のヤマメがロッドを曲げて楽しませてくれる川です。


○笹子川の管轄は桂川漁協(0554-63-0083)となります
 遊漁期間:3月1日~9月30日
 遊漁券 :日釣り1000円(現場売り1500円) 年券5000円


中流~上流域(笹子川橋~屋影橋沢出合)

ここでは中流域の笹子川橋~上流域の屋影橋まで、下流域の船石橋周辺のポイントを紹介します。

笹子川橋の上流側です(↓)。ここから上流に向かっていくつか堰堤がありますので、その堰堤下のプールには魚がストックされていることがあります。

この堰堤下ですが、出水や浚渫工事などの影響で毎年、流れが変わります。プールのようになっている場合、解禁直後からライズもあります。

笹子川橋から200mほど上流にかかる阿弥陀海橋の下流側です(↓)。ここも、橋の下にあるプールを中心とした釣りになります。上流側はコンクリートのナメ底となります。両側のアシ際などに魚が付いていることもあるようです。

笹子駅の200mほど上流にある日向橋の下流側です(↓)。両岸をアシに囲まれた流れで、多少の釣りにくさがありますが、この区間は釣り上がりも楽しめると思います。

上流域、黒野田橋の下流の流れです。この区間も釣り上がりで楽しめると思います。

下の写真は黒野田橋の直下にあるプールです。撮影した時期は水量が少ない状況でしたが、水量が増えると深さのある大場所になります。イブニングでのライズ狙いもいいでしょう。

笹子川の最上流ポイント、屋影橋の上流側です。この堰堤より上流は流れが細くて水深もなく、釣りには向いていない流れになります。堰堤下のプールには魚がストックされていることもあるようです。

下流~中流域(笹子親水公園~船石橋)

笹子川橋から下流域(桂川との合流点まで)のポイントを紹介します。桂川本流から魚が差してくるという情報もあり、大物が期待できるかもしれません。

駐車場は笹子親水公園が利用できます(トイレはありませんのでご注意ください)。

野尻橋のすぐ近くの笹子親水公園横の流れです。落差の少ない里川という渓相です。護岸ブロックの際が深くなっていて、ヤマメがついていてライズしていることがあります。慎重にアプローチして狙ってみてもいいでしょう。

野尻橋からさらに下流側にある名称不明の橋の下流です。

JR中央線の陸橋の下のポイントです。堰堤の上流側がプールになっている場所があり、ヤマメのライズがみられることもあります。

笹子川の中流域にあたりますが、船石橋の少し上流です。この辺りは落差もない里川といった風情です。夏場は両岸に伸びてきたアシの際を釣ることになりますが、アシ際にいいサイズの魚が残っていることもあるようです。

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