杉坂研治さんメソッドでミッジのサイトフィッシングに挑戦
先週の日曜日に参加した、杉坂研治さんの『忍野フィッシングスクール2019』で教わったメソッドを、忍野で試してきました。スクール当日はライズが少なかったのと、ミッジサイズのフライが切れてしまったために釣果が上げられなかったので、そのリベンジです。
フラットな水面でのミッジでの釣りとなるのでは、ポイントは自衛隊橋の周辺にしました。だいぶ、両岸の緑が濃くなって、初夏の装いですね。橋の上からのぞく、ところどころでライズがあり、期待が高まります。
昨年から忍野に通い始めましたが、今までミッジの釣りは未経験でした。先週のスクールでヤマメの反応を体験し、「これからはミッジもやってみよう」と思っています。やはり釣れると嬉しいですし、他の人が苦戦しているのを横目で見ながらバンバン釣るのはもっと嬉しいので!
今日のフライは、昨日タイイングしたミッジのピューパです。スクールで使った#26フックは手持ちが無いので、TMC100の#20と#22、TMC508の#24、TMC2457の#20と#22に巻きました。ボディはスレッドの黒のみ、スレッド黒にシルバーワイヤーでリブを施したものの2種類、ウイングはCDCです。スクールの時はフックサイズの小ささに戸惑いましたが、何本かタイイングするとサイズにも慣れてきました。
釣り始めてしばらくの間はライズが少なくなってしまいましたが、ライズを捜して下流側に行ってから戻ってくると、チラホラとライズが。これが『ライズ待ち』というやつでしょうか?
サイトフィッシングの初釣果は良型のレインボー
狙うライズを決めてタイミングを合わせてレーンに流し込みます。が、杉坂さんのようにはうまく流せず、フライを見失ったり、レーンから外れたり、ライズのタイミングが合わずに魚の頭上を通り過ぎたり・・・・
20分ほどのトライの後、ライズにバッチリ合ったタイミングでフライを流せました。その時、何の躊躇も見せずに魚が「パクリ」とフライを咥えてくれました。
かなり元気良く走られてランディングに少々手こずりましたが、ネットに入ったのは30cmちょっとのレインボーでした。
狙った魚が思った通りにフライに出てくれて釣れるのは面白い!!
シブいライズを狙うサイトフィッシングにはまる人の気持ちが少しだけ分かった気がしました。
2匹目もレインボーがヒット!
魚に走られてライズが止まってしまったので、橋の直下~少し上流側に移動してみます。ここでもポツリポツリとライズがありました。
狙うライズを決めて、タイミングを見計らってフライをキャスト。まだまだ、一投で狙ったポイントに入らず、レーンを外れてしまいます。もっと、キャストの練習が必要ですねー。
何投かの後、うまく狙ったレーンを流すことができ、魚がフライに出てくれました。が、しばらくやり取りしていると、痛恨のバラシ!!!フックが小さいこともあってかかりが浅かったのか、アワセが弱かったのか。残念!
少し風が出てきたので、場所をS字に変更することにしました。S字の空地?が終わる辺りの岸辺に大きな木が生えている周辺で多くのライズがありました。また、木が覆いかぶさっている対岸でもたくさん魚が見えます。これは期待できそうな状況です。
ここは流れがあってフラットとは言えないポイントですが、フライはチェンジせずにミッジで釣ることにします。フライはTMC508の#24に巻いたミッジピューパです。
流れがあるのでライズに流し込むという時間的な余裕はなく、あっという間にドラッグがかかってしまいます。また、対岸のライズを狙う場合、真ん中の流れが速いためにラインが流されて、これまたドラッグがかかる、という難しい状況です。さらには後方からの強めの風にラインが流されます。
ですが、何投も何投も頑張ってフライを投入していると、うまい具合にライズのタイミングと合ったときに、魚が出てくれました!!
この2匹目もレインボー、サイズは30cmちょっとの良型でした。ランディングの後、ネットを水面あたりにおいて写真撮影の準備をしていると、魚が暴れてネットから飛び出し、サヨナラ・・・・ 残念ながら写真なしです。
サイトフィッシングは面白い!
魚とフライの位置関係と、魚の挙動がすべて見えるので、フライがどう流れているのか、魚がどんな反応を示しているかが手に取るようにわかります。その結果、次にどう流そうか、どんなフライに反応しそうか、という想像が膨らんできます。ちょっとだけですが、サイトフィッシングの奥深さが分かったような気になってきました。
サイトフィッシングは面白い! 今年の忍野では、杉坂研治さんのメソッドで使い倒してみようかなと思っています。
今日の釣果は、
レインボー 2匹
バラシ 2回
という結果でした。
今度はもっとたくさん釣るぞー