真木川(まぎがわ) ~笹子川の支流、入渓しやすく源流気分が味わえるヤマメとイワナの渓~

真木川(まぎがわ)の紹介

真木川は山梨県の大月市を流れる桂川水系笹子川の支流です(まぎがわと読みます)。中央道の大月ICからのアクセスも良く、川の横を道路が通っているので入渓しやすい渓です。
上流部は明るく開けた場所が多くあるので、フライフィッシング向きです。
5月くらいからはドライフライへの反応も良くなるようです。


○真木川の管轄は桂川漁協で、解禁日、入漁料は以下の通りです
 遊漁期間:3月1日~9月30日
 遊漁券 :1日券 1200円(現場売り1500円) 年券5000円


大月市周辺では桂川が超有名ということがあって、支流の支流になる真木川を訪れる釣り人は少ないみたいで、ちょっとした穴場の川のようです。川の規模は大きいとは言えませんが(どちらかと言えば小渓流)、水も綺麗で、ほど良い源流気分が味わえる川です。

入渓点は桂川漁協の看板を目印にすると良いかと思います。

下流域(笹子川合流部~岩魚釣りセンターハマイバ)

真木川の下流域にあたる笹子川合流部~岩魚釣りセンター『ハマイバ』の区間は谷が深くて、道路から川に降りられるポイントがあまりありません。

そうした中で、真木温泉の下流側は川へのアクセスが可能な入渓ポイントになります。なお、駐車スペースが少ないので通行車両の邪魔にならないように停めてください。

こんな感じの開けた渓相で、フライフィッシング向きかと思います。

上流域(ハマイバより上流)

林道を登って桑西地区を過ぎ、人家が無くなってからの方が、駐車スペースがあったり、入渓しやすい場所が出てきます。

川沿いの道路を進んでいくと岩魚釣りセンターハマイバがあります。


ここから上流は大きめの岩が連続する渓相で釣り上がりの釣りが楽しめます。


川通しで釣り上がることもできますが、川沿いを道路が通っているので、ラン&ガンでもいいでしょう。

下の写真は山の神橋の少し上流のポイントです。落ち込みが連続する流れで、釣りやすいポイントが続きます。

桑西駐車場から上流部は入退渓しやすく、源流釣行の要素も少しあって、遡行が楽しめる区間です。また、この付近は駐車可能な空地や路肩も多くて、駐車に苦労しなくていいかと思います。


上流域は300~400mくらいの間隔で堰堤が出現しますが、高巻きには苦労しないと思います。

堰堤の直上は緩い流れで(↓の写真)、

上流に行くにしたがって少しずつ落差が大きくなるという、堰堤の多い川によくある渓相です。

更に上流にもいくつかの堰堤があります。堰堤の落ち込みや流れ出しを丁寧に流すと好反応が得られるかと思います。


桑西駐車場付近はヤマメがメインですが、上流に行くにしたがってイワナの渓となります。

流れの肩や落ち込み、白泡が消える流れ出しなどを探れば良い反応が得られると思います。また、水深のある落ち込みも多く、ルアーフィッシングのポイントも多く点在しています。

桑西付近にも放流がされていますが、天然魚も生息しています。大物は期待薄ですが、魚影も濃く楽しめる川だと思います。

真木川はアクセスが容易で入渓しやすい川ですが、超有名な桂川の近くに位置しているために、ちょっとした穴場の川のようで、静かに釣りができると思います。

漁協の放流も行われているので、初心者にもおすすめの川です。

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