オーストリッチのワカサギゴールドを購入!パターン名がマテリアル名になっている!
先日、久しぶりに上州屋さんに行ってマテリアルコーナーを物色していたら、オーストリッチのワカサギゴールドがあったので、ついつい購入!
このカラーは杉坂兄弟のYoutubeでも紹介されていたので、ご存知のかたもいらっしゃると思います。管理釣り場用フライの『釣れるカラー』として紹介されていました。
帰宅後にパッケージのラベルを見てみると、
CROSS OSTRICH (クロスオーストリッチ)
という表示。
島崎憲司郎さん考案のパターン、クロスオーストリッチがマテリアル名になっているではありませんか!
ということは、クロスオーストリッチのタイイング用ってことでしょうか?取り出してみると確かにフリューが長めで、水中での動きも良さそうな感じです。
このタイミングでオーストリッチを購入したのも何かの思し召し、早速、クロスオーストリッチをタイイングしてみました。
せっかくなので、正調?レシピでタイイングしましょう!
クロスオーストリッチのタイイング
クロスオーストリッチは私自身、管釣り用として巻いていましたが、ビーズヘッドを付けたパターンにアレンジしていたこともあって、普通にスレッドを使ってタイイングしていました。
今回、初めてコパーワイヤーを使った正調?レシピで巻いてみることにしました。
正調?レシピは、スレッドの代わりにコパーワイヤーでオーストリッチを巻きとめます。ボビンホルダーにワイヤーのボビンをセットして引き出し、フックシャンクにクルクル巻くと捻れてしまうために、島崎憲司郎さんは捻れを防ぐ方法としてホルダーの先端部分にシュリンクチューブみたいなものを被せる方法を紹介されていたような・・・・
けど、シュリンクチューブは持っていないし、わざわざ買ってきてまで作るのもちょっと面倒なので、ワイヤーのボビンを手に持って、そのままフックシャンクに巻くことにしました。ちょっと効率は落ちますが、何本か巻くだけなので、気にせずにやってみます。
用意するのは、
オーストリッチ
コパーワイヤー:ちょっと細め
フック:TMC108SP-BL
です。
コパーワイヤーは出来るだけ細いほうが良さそうですが、細すぎると巻く時に切れてしまいますので、ほどほどのサイズで。
フックは正調?レシピ通りのTMC108SP-BLでサイズは#14と#16を準備。
タイイング中の写真はわざわざ見ていただくほどのものではないので省略・・・・
で、完成したのがこちら↓
ヘッド部分はハーフヒッチせずに瞬間接着剤で固定しました。その方が簡単ですし、ボビンホルダーが無いとヒッチしにくいので手抜きです。
ワカサギゴールド以外のカラーも巻いてみようということで、薄いピンクのオーストリッチが手元にあったので、このカラーでも作りました。
こちらのオーストリッチはワカサギゴールドよりもフリューが短め、ということでフックサイズは#16にしてみました。
このカラーも良い感じですね。
簡単に巻けてよく釣れるパターン、オーストリッチ
タイイングに関しては、
使用するマテリアルが少ない(オーストリッチハールとワイヤーの2つだけ)
マテリアルの入手が簡単(どこのショップでもだいたい売っている)
カラーが豊富
タイイングが簡単
と、いうことなしのパターンですね。
昨年、開成フォレストスプリングスでビーズヘッド付きパターンで良く釣れた実績もあり、効果的=釣れるパターンには違いないですね!
オーストリッチのカラーやサイズ違いを準備しておくと、管理釣り場で良いことがありそうですね。
また、テールを付けたり光モノを入れたり、ビーズヘッドにしたりと、バリエーションを増やしてもいいでしょう。
管理釣り場用の必携パターンとしてタイイングを検討されている方の参考になれば幸いです。