芦川の釣行記 アマゴとイワナが釣れたシーズン終盤でした 2020年9月13日

午前中に南アルプス市に用事があって出かけることとなったので、自宅までの帰り道にある富士川の支流、芦川に釣りに行きました。自宅のある富士吉田市と南アルプス市のほぼ中間地点で、行き帰りの道中にある川なので、午前の遅い時間からの釣りスタートでも大丈夫かと思って行き先に決めました。

9月も終盤に差し掛かってきて、そろそろ今年の解禁期間も終わりが近づいてきたので、芦川での釣りも今回が今シーズン最後ですね。

今シーズンはコロナウイルスによる外出自粛で訪れた釣り人の数が減って、例年よりもスレていないかもしれないのと、一昨日の雨による増水で活性が上がっていることを期待しています。

芦川の遊漁券は800円、山梨中央漁協が管轄です。

入漁券はいつものエネオスのGSで購入。坂本屋さんというお店で、隣にはレストランもありますので、昼食で利用しても良いかもです。

エネオスの道を挟んだ向かい側の川沿いに車が2、3台停められる空き地スペースがありますので、ここに停めさせてもらいます。一応、エネオスの人に断ってから利用してください。

たちばな屋の下流から入渓、反応あるもののキャッチできず

エネオスから国道沿いを下ると「たちばな屋」さんというドライブインがあります。このお店のちょっと下流側に人だけが通れる橋があって、その脇から入渓できます。

入渓地点の渓相はこんな様子で里川という雰囲気です。河原も広めなのでバックキャストのスペースもあり、フライフィッシング向きの川ですね。

テレストリアルっぽいパラシュートパターンを結んで、早速、釣り開始です。

このパターンですが、杉坂ブラザーズのYouTubeで紹介されていたパターンで、ボディにアイスダブ、ブラックのハックルというシンプルなものです。ちょっと真似して巻いたので、今回、試してみます。

何投かすると幸先よくフライに出てきたのですが、油断していたのと出方が速かったのでキャッチできませんでした。

川づたいに釣り上がっていきましたので、川の写真を載せておきます。
入渓ポイントから30mほど上流部です。川幅が広くなってゆったりとした瀬でプールのようになっています。今日は魚の反応はありませんでしたが、丁寧にフライを流すと良いかもしれません。

たちばな屋と古関スポーツ広場の中間あたりです。大きめの沈み石が入っているので、その周りを流すと良さそうです。

ここまで釣り上がってきたのですが、フライへの反応が無くなったので、フライチェンジします。一昨日、昨日の雨で水量が増えていて流れが強めですので、高浮力が期待できるマシュマロカディに交換しました。

流れにのまれてもしばらくすると水面に浮かび上がってきますので、浮力のある使いやすいパターンです。
が、魚は出てきてくれません。

パターンなのか、サイズなのか、カラーなのか・・・・

魚がフライに出るスピードについていけません

マシュマロカディスより少しサイズダウンして、シルエットも細身のCDCカディスにチェンジしました。浮力確保のために、オーバーウイングにエルクヘアを取り付けています。

このフライで釣り上がっていくと反応がありました。ポイントは上九の湯や農産物直売所がある場所の少し上流。ですが、やはり魚の出方が速くて合わせられません。

GW以降、コロナウイルスの影響と梅雨が長かったこと、梅雨明けから猛暑で川に行かなかったのです。そのため、釣りにいった場所は忍野のみ、しかも朝と夕方の涼しい時間帯のちょい釣りのみ。

なので、自然渓流の魚のスピードについていけてません。

そのまま釣り上がり、寺川との合流地点の上流側へ入ってみます。下の写真は合流地点から少し下流の流れです。ブロックが敷設されている川床があり、自然の岩との境目やアシ際には魚がついていそうです。

何投か流していると反応あり、ですが、お約束の合わせそこない。ここ芦川の魚、出方が速すぎます。
私の反射神経が鈍いのか、魚が釣り人に鍛えられているのか・・・・

ここで再びフライを黒系のブラックパラシュートにチェンジして、

寺川との合流地点を過ぎて、もう少し上流まで釣り上がってみました。

すると、エサ釣りの人が上流から下ってくるのが見えたので、期待薄と判断して、一旦、退渓して大きくポイントを移動することにしました。

元気なアマゴとイワナがヒット

県道36号線に入って「おごっそう家」方面へ、良さそうなポイントを探しながら走ります。
甲府市役所の芦川支所の横の流れが良さそうでしたので、この周辺に入ることにしました。支所から100mほど上流に無料駐車場がありますので、そこに駐車することができます。この案内板を目印にしてください。

この辺りからは川の両岸から木の枝が張り出してきていますので、ロッドを交換しました。スッコトの7’2″ #3のグラスロッドです。

無料駐車場のすぐ近くから入渓できますので、川へのアクセスは楽ですね。川の様子はこんな感じです。

フライは再び、テレストリアルっぽいパラシュートパターンを結びました。

上の写真のポイントで2、3投するとフライに反応があり、今回は無事にフックアップしました。元気な魚で結構、走られたましたが、無事にネットイン。小振りのアマゴですが、ひれピンのきれいな魚体でした。

先ほどのポイント写真の少し上流へ釣り上がると、更にもう一匹、フライに出てくれました。この魚も先ほどと同じくらいのサイズのアマゴです。

この芦川ではイワナも放流されているはずなので、イワナの顔も見てみたいところではあります。次のポイントに期待です。

フライを流していると、時々、反応してくるのですが、魚が小さいのか、フックアップできません。出方が速いので、合わせが遅れ気味というのが、釣れない理由かもしれませんが・・・・

ここで、ちょっと場所を替えて、芦川支所とおごっそう家の中間あたりに入ります。大きめの岩が点在していて落ち込みと瀬が連続するポイントでした。

フライは先ほどまで使っていたテレストリアルっぽいパラシュートの1サイズ小さいものを選択しました。

このポイントでは小さいながらもイワナをゲットできました。このイワナを釣り上げる前に、一度、バラシているので、釣れてホッと一安心でした。

芦川のイワナくん、フライに出るスピードがめちゃめちゃ速い、ヤマメ並みです。GWに行った日川のイワナはゆっくりめにフライを咥える、いかにもイワナの出方だったのですが・・・・。
川が変われば、魚の生態もかわるということなのかもしれませんね。

このイワナもさっきのアマゴ同様、ひれピンで元気な魚体です。芦川の魚はどれもきれいで元気なのが良いですね。

フライの浮力復活剤とフロータントの紹介

最近、使っているフライの浮力復活剤とフロータントの紹介です。
浮力復活剤はケンキューブ(KEN-CUBE)

 ドライフロート
 クイックドライブラシ

です。

濡れたフライの水分をティッシュペーパーやフライカチーフなどで拭ったあと、ドライフロートの容器に入れてシャカシャカすると、パウダーが水分を吸い取ってくれる代物です。

クイックドライブラシは、パラシュートポストやダウンウイングの付け根など、水分が残ってそうな場所へ
ドライフロートをピンポイントでブラシで擦り込むものです。

食後、釣りを再開。まだまだ釣りますよー

乾燥させて水分がなくなったあと、フロータントを施せばフライの浮力が復活します。
私が使っているのは、

 自転車用グリース BGR-001

です。撥水効果が長時間継続する、すぐれもののフロータント?です。

これらのアイテムがあれば、快適にドライフライの釣りが楽しめますので、おすすめです。

今日の釣果は
 アマゴ 2匹
 イワナ 1匹
と、ちょっと寂しい気もしますが、元気できれいな魚と出会えたので、良しとします。

今シーズンの芦川釣行は今日が今シーズン最後だと思いますが、また来年、良い魚に出会えることを楽しみにしましょう。

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