フライパターン ~自然渓流 釣り上がり用~

フライパターン ~自然渓流の釣り上がり用~

自然渓流の釣り上がりやブラインドフィッシングで、管理人が使用しているフライパターンを紹介します。
なお、渓流での釣り上がり、ブラインドフィッシングが好きなので、それ用のフライを多く載せているのはご容赦ください m(_ _)m

このページに掲載しているフライのいくつかを、ヤフオク↓↓で販売しています。
https://auctions.yahoo.co.jp/seller/satoshi_ooike_fly?
オークションサイトも見ていただければ幸いです。また、フライパターンやカラー、サイズ変更などのリクエストも受け付けています。

ピーコックパラシュート

陸生昆虫の動きが活発になるGWくらいから使用しています。
ボディにピーコックアイを用いて、昆虫のきらめき感を表現しているつもりですが、魚たちがどのように見ているかは??です(笑)

よく使うカラーを2種類掲載しましたが、ボディに使うピーコックアイはカラーが豊富なので、ナチュラル、オレンジ、イエロー、ブラックなどに変更してもOKです。
リブのワイヤも同様に、グリーン、シルバー、コパーなどでアクセントをつけてもいいでしょう。
ハックルのカラーもブラウン、グリズリー、ゴールデンバジャーなど、陸生昆虫っぽい色に変更してもいいですね。

ポストの材質もショップに行けば多くの種類とカラーがありますので、ナチュラル系、シンセティック系など自分好みのマテリアルをチョイスすればOKです。
渓流の釣り上がりにおいては、個人的にはエアロドライウイングのFLピンクが日なた、日陰を問わずに一番見やすいと思います。

アダムスパラシュート

どんなタイイングの教本にも載っているパラシュートスタイルに巻いたアダムスです。
特定の昆虫を模したパターンではありませんが、汎用性があるので、釣り上がりのパイロットパターンとして使用頻度の高いフライです。

ブラックパラシュート

マテリアルをすべてブラックにしたフライです(ポストを除く)。
GW明けくらいからの釣り上がりで、汎用的な陸生昆虫のパターンとして使用しています。フックサイズを小さくすると、忍野のサイトフィッシングでも使用できます。

ブラウンパラシュート

ブラックパラシュートのブラウンカラー版です。こちらも釣り上がりで使用しています。

ブラックパラシュート、ブラウンパラシュートの派生バージョンとして、ボディにクリスタルフラッシュやモルフォファイバー、フラッシャブーなどの光モノを巻いたパターンも効果があります。

フローティングニンフ

半沈系のパターンです。ニンフと名付けてはいますが、特定の昆虫のニンフを模したパターンではなく、汎用的に使用しています。
シーズンを問わず、サイトフィッシングや釣り上がりで活躍してくれるフライです。ボディが水面下に入りますので、スレた魚にも警戒されにくいと思っています。

代表的なパターンを掲載しましたが、ボディにはダビング材を使ってももちろんOKです。
カラーもいろいろなパターンを用意しておくとよいでしょう(オリーブ系、イエロー系、グレー系など)。テールには水なじみの良い素材を使用すると、ボディが水面下に入りやすいと思います。ハックルのカラーはボディに合わせて選択しましょう。

リブにクリスタルフラッシュなどの光モノを巻いた派生バージョンです。ボディにはヘアーズイヤーをダビングしています。

フローティングニンフ(ノーハックルパターン)

ハックルを巻いていない半沈系のパターンです。ハックルの存在が気になるときやスレ気味の魚と対峙するときに使用しています。
シーズンを問わず、サイトフィッシングや釣り上がりで活躍してくれるフライです。

フローティングニンフ(備前氏パターン)

プロタイヤー備前貢氏のパターンを参考にした半沈系のフローティングニンフです。ボディとハックルのカラーを変えれば多くのバリエーションが作れます。

フローティングニンフ(ねじねじボディ)

半沈系フローティングニンフの派生バージョンです。前述のパターンと同様、ニンフと名付けてはいますが、特定の昆虫のニンフを模したパターンではなく、汎用的に使用しています。
ポーラベアとヒグマのヘアーをよじってボディにしています。両マテリアルともに水に濡れるときらめき感が増すので、水中での昆虫の体表のぬめり感を表現できると思っています。
その効果なのか、釣り上がりだけでなくサイトフィッシングのパターンとしても活躍してくれています。

CDCテレストリアル(ダウンウイング)

CDCフェザーをダウンウイングで取り付けたテレストリアルパターンです。
陸生昆虫の動きが活発になるGW明けくらいから使用しています。ソフトに水面と干渉する半沈系パターンなので、ピーコックパラシュートやエルクヘアカディスなどへの反応が渋い場合に使っています。
CDCフェザーはアンダーウイングをダンに、オーバーウイングをホワイトにして魚からの見え方と視認性を両立させたつもりです。

エルクヘアカディス

タイイング教書の一番最初に掲載されている、皆さんご存知の定番パターンです。どなたのフライボックスにも、一つは必ずといっていいほど入っているのではないでしょうか。
ボディ、ハックル、ウイングのカラーやマテリアルを変えて多くのバリエーションに対応しておけばいいでしょう。
ボディのマテリアルとしては、ダビング材以外にピーコックハール、オーストリッチハール、フェザントテール、フラッシュ系マテリアルなども使います。
ウイングのボリューム感を出したい場合には、エルクヘアではなくフレアしやすいディアヘアにしても良いと思います。

マテリアル、カラーを変更したバリエーションです。
左側はボディにピーコックハールを使ったもの(ボディハックルはなし)、中央はマテリアルのカラーを全てブラックに統一したもの、右側はウイングをナチュラルカラーで巻いたものです。

エルクヘアカディス(レッグ付き)

シリコーンラバーのレッグを取り付けたエルクヘアカディスです。
源流域での釣りの際、使用頻度の高いパターンです。落差の大きい流れの中でもレッグの動きで魚へのアピール力が強いパターンだと思っています。
ボディやウイングのカラーを変えていろいろなカラーパターンを用意しておくと良いでしょう。

CDCカディス

CDCフェザーをダウンウイングで取り付けたカディスパターンです。
エルクヘアカディスのCDCウイング版といったところでしょうか。水面での浮き方がエルクよりもか弱く見えるのと、水面への干渉がソフトなので魚の反応が良いように感じます。
CDCフェザーはアンダーウイングをダンに、オーバーウイングをホワイトにして魚からの見え方と視認性を両立させたつもりです。
ボディやウイングのカラーを変えていろいろなカラーパターンを用意しておくと良いでしょう。

CDCカディス(ヘアウイングパターン)

スイスの有名プロタイヤー、マルク・プティジャン氏のCDCカディスパターンを参考にアレンジしたものです。
マジックツールを使って3色のCDCフェザーをハックリングしたボディに、オーバーウイングとしてディアヘアを取り付けています。
大場所や釣り上がりでの一発大物狙いで使っていますが、大物キラーかどうかは・・・・(笑)

アント

夏の定番パターン、アント(ようするにアリンコ)です。
アントの特徴であるくびれボディを表現できれば、いろいろなマテリアルを使ってOKです。シルバーワイヤーでリブをつけてもいいでしょう。
また、茶色系のアリに対応できるようにボディカラーを茶色にしたパターンや、ムネアカオオアリ(見たことは無いのですが・・・・・)に対応して、くびれ部分にレッドのスレッドを巻いたパターンを用意しておけばバックアップも万全です。

急流用スタンダードパターン

山岳渓流の源流域で使っている、フックサイズ大きめ(#10くらい)のパターンです。
スノーシューのウィングと厚く巻いたハックルで高浮力になるように巻いています。また、ハックルの下方をカットして、姿勢が安定するようにしています

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